ヨーロッパでは16世紀から、
一般の人が使えてしかもヨーロッパ中に手紙を送れるような
仕組みが出来上がったという話でしたね。
でも今と違って切手はなかったし、料金は受取人が払います。
しかも高かったそうですよ。
平均すると人一人の一日の収入の4分の3ほどの金額だったそうです。
現在のサラリーマンの平均年収が400万円くらいですから
1日にすると11000円くらいですね。
その4分の3・・・8000円ちょっとということになります。
手紙を送るのに8000円。払う気になります?
では、現在のような全国一律、料金は重さで計算、
差出人による料金支払い、という仕組みになったのはいつなのでしょう?
以前、産業の発達が郵便制度の必要性を高めたとお話しましたけど、
現在につながる郵便制度、「近代郵便」を生み出したのは、
「世界の工場」イギリスでした。
イギリスはここです。

(地図:ウィキペディアより)
産業革命を達成した後の19世紀前半のイギリスで
ローランド・ヒルという政治家が提案したようです。
「全国一律・低料金、差出人による料金の支払い」
そしてイギリスにおいて、世界で初めての切手が発行されます。
世界初のポストもイギリスで設置されるんですね。
そしてこのイギリスの郵便制度を取り入れたのが、
他でもないわが国、日本なんです。